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コンパートメント (紋章学) : ミニ英和和英辞書
コンパートメント (紋章学)[がく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [もん]
 【名詞】 1. (family) crest 2. coat of arms 
紋章 : [もんしょう]
 【名詞】 1. crest 2. coat of arms 
紋章学 : [もんしょうがく]
 (n) heraldry
: [しょう, あきら]
 【名詞】 1. (1) chapter 2. section 3. (2) medal 
: [がく]
 【名詞】 1. learning 2. scholarship 3. erudition 4. knowledge 

コンパートメント (紋章学) : ウィキペディア日本語版
コンパートメント (紋章学)[がく]

コンパートメント()は、エスカッシャンを支えるようにその下に置かれ、サポーターが立つ台座として示される紋章の構成要素である。その形は様々で、木製であったり金属製であったりしたが、時代や国によって異なる。現在では岩盤草原など、ある種の風景を表現した築山形と呼ばれるものが一般的である。
== 解説 ==

=== 歴史 ===
15世紀ごろから使われ始めたもので、紋章の構成要素の中ではだいぶ後になってから追加されたものである。コンパートメントが初めて使われたのは、大陸ヨーロッパではオストゥレヴァン伯ギヨーム・ドゥ・バヴィエールが1412年に使用したシールであり、イギリス連邦ではスコットランドのダグラス伯爵家が1434年に使用したシールである。紋章の発祥が11世紀から12世紀ごろと言われているから、コンパートメントの登場まで400年前後経っていたことになる。ヴィクトリア朝の時代には、紋章のアーティストによってサポーターの足や蹄の下にしばしば置かれた「ガス灯受け (gas-bracket)」と呼ばれる金属細工の装飾の図が好まれ、プリンス・オブ・ウェールズ(チャールズ皇太子)の紋章に現在も見られる〔。
コンパートメントは、イングランドで位階の高い者だけの使用に限られるという制限がある程度で、ヘルメットクラウンあるいはサポーターほど使用上の制限はない。また、イタリアでは貴族の紋章でもコンパートメントを使用しなかった〔。紋章にサポーターが加増されるとき、通常コンパートメントも加えられる。稀なケースでは、コンパートメントが加増として授けられることがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コンパートメント (紋章学)」の詳細全文を読む




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